不妊
不妊 〜赤ちゃんがなかなか出来ないあなたへ〜
妊娠の神秘を医学的に紐解いてゆく事は西洋医学の範疇であると考えます。
その情報をいただきながら、
東洋医学においては、妊娠の生物学的特性、精神的安定、身体の瘀血や虚血の整えの3点において患者様をサポート致します。
妊娠を希望する方々のその方法論がこの30年でかなり変わってきました。
出逢って結婚し二人の愛を育む中で自然と妊娠するという形。
これがなかなか成されない時代になっている気がします。
その理由としては、女性の社会での立場の変化、男性の男性たる有り様の変化、
自然から遠い文明の中での暮らし、遊ぶものが多すぎる社会生活環境、
医学の進歩による不妊治療への意識の変化、環境ホルモンの影響、
女性ホルモンの添加された食品群の摂取などが挙げられるかと思います。
女性は幸か不幸か4つのホルモン
- エストロゲン
- プロゲステロン
- オキシトシン
- テストステロン(男性ホルモン)
をもつ生物です。
男性は主に男性ホルモンを持つ生き物。
女性は自分の身体を通して次の命を繋いでゆかねばなりません。
その為に神様はこのような複数のホルモンを用意されたとも考えられますね。
特に女性が男性ホルモンを持つことで身を守る力を与えられています。
女性が社会に出て仕事をしてゆくことの困難さは、体内の各種ホルモンバランスの変化に繋がっているのではないかと思っています。
それは女性疾患や大人ニキビの増加を見れば納得できることでもあります。
一方、男性の持つ男性ホルモン。
獲物を捕る力、戦う力がこのホルモンの意味です。
しかし、今、文明の成長と豊かさの中で暮らす我々には、野山を駆け巡り動物を狩猟し、
襲ってくる敵から体を使い仲間や家族を守る必要は無くなりました。
冷蔵庫もあるため、保存も可能です。
つまり、男性が男性としての特性を持つ必要があまりなくなっている時代になりました。
”性”とは生物にとっては、命を繋いでいくために与えられたなくてはならない機能です。
また、同時に『愛する』行為を表現する為のものでもあります。
『愛しながら次世代に繋いでゆきなさい』という事だと思います。
私たちはあまりにも文明化しすぎた社会にいるため、このような原点をもう一度思い起こす必要かもしれません。
不妊の原因を考えてみる
男性の精子数の減少、稼動率低下をどう理解するのか。
ストレスが多いから?
食事が女性ホルモン漬けの鶏肉が多いから?女性疾患がなぜこれほど多いのか?
ゲームのしすぎや過労で睡眠時間が少ないから?
女性疾患がなぜこれほど多いのか?
卵や鶏肉のホルモン剤添加のせい?
食事の偏りのせい?
甘いものや小麦ばかり食べているせい?
本気でパートナーとの子供を望んでいるのか?
それに向かって2人が同じ未来を見ているのか?
男女ともに一度立ち止まって、生物としての原点を見つめてみる時が来ているのかもしれません。
どうやって体を整えていくか
さて、具体的に男性の精子数や稼動率を増やし、
女性のホルモンバランスを整え膜形成を健全にするために、
東洋医学においては、「瘀血と虚血」の治療と、気血水バランスを整える漢方やサプリメントをご用意いたします。
細胞分裂も含めて、細胞膜や粘膜の健常さは、食事指導と処方で対応いたします。
血液検査のデータをお持ちください。
お一人お一人の証の違いがありますので、詳しく説明しながらあなたに合った処方をいたします。
酸素がないとなかなかエネルギーは作ることができませんので、特に赤血球の状態を拝見します。
薬膳や分子栄養学的な食事指導、運動指導などで身体全体の質を高めます。
おススメ
男性 漢方薬+アルギニン製剤(L―アミノ酸)+VC