2024年6月
毎年毎年こっそりと「あるもの」をあるところから収穫しています。
薬局の裏に家と家と屏の隙間に1畳ほどの空き地があって
そこは6月初めドクダミでびっしりと埋められるんです!
そうです。「あるもの」とはドクダミのことです。
くさいにおいがするので、毒を溜める<毒溜め>が変化して、
ドクダミと言われるようになったそうです。
その昔中国では馬の治療に使われていて、
10種類の薬の効果効能があったことから「十薬」とも言われています。
薬効としては性味は辛の性質を持ち、
開花期の全草に抗菌抗炎症解毒排膿作用があります。
生の葉に特に強い抗菌力があり炎症を抑えますが
一方、生のドクダミは身体を冷やしてしまいますので、生を常飲食しないようにしましょう。
(あの独特の臭いはデカノイルアセトアルデヒド・ラウリルアルデヒド)
民間療法ではありますが
・ニキビや皮膚の炎症に、
ハト麦+ドクダミ+スイカズラ
・腎臓の弱い方の利尿、排便(つまり排毒)に、
生ドクダミ+スイカズラ+車前子
・蓄膿・中耳炎に、
ドクダミ+スイカズラ+辛夷
などご自分でも薬液を作れますよ!
インスタやYoutubeで何故か今年<ドクダミスプレー>の話題が多かったですね。
焼酎に花の時期のドクダミを漬けて、
アセトアルデヒドの臭いが移ったら、スプレーしてみてください!
カビの発育を抑え、水虫やたむし、各種細菌が嫌がりますよ~!
我が家はお庭のわんこの通り道にドクダミを敷いてあげます。
ノミ、ダニ、ダンゴムシがよけてくれます♪