10月のつぶやき
横隔膜は呼吸筋
つぶやき
カウンセリングで時々喉を酷使することがあり、耳鼻科にお世話になることがよくありました。
それがきっかけで、喉の為ボイストレーニングをはじめたのですが、早15年の月日が経ち、日本歌曲やイタリア歌曲も歌うようになりました。
実は今日はその発表会がありました。
かなり練習したのですが歌唱の出来は30点。
これは声を出すために必要な筋肉がまだ30%しか育っていない、ということと等しいのだと理解しています。
息を吸って吐く時に声が出ます。
つまり呼吸しなければ声はでない。
それ以上に、酸素が入らなければ生きることができません。
では呼吸するのに身体の一体何処が使われているのか?
呼吸に最も必要な筋肉は体幹の筋肉つまり腹直筋・腹斜筋・腹横筋・腹横筋から派生している横隔膜です。
特に横隔膜は重要です。(息を吸うとき横隔膜は下に降り肺を広げます。吐くと横隔膜は上がり肺は萎みます。)
また声を出すためには声帯筋群(声帯・内喉頭筋・外喉頭筋)がものを言います。
火事場の馬鹿力は、息を止めて息を漏らさず吐かず、腹に力が入って生まれます。
体幹の筋肉群特に横隔膜が鍛えられると踏ん張れる自分になれるわけですね。
もっと言うと踏ん張るため息が漏れないように、声帯をきっちり閉じる筋肉群を養うことも課題になります。
しかし本来持続的な生きる力は、一瞬の馬鹿力ではなく、腹圧をかけた状態で身体の力を抜いて営まれるのが理想です。
馬鹿力を発揮する筋肉群のトレーニングをしながら、日常、楽に疲れずに生きるために、皆様も体幹トレーニングをしっかりなさってくださいね!
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