心臓の病気
心臓の病気
心臓の病気について
心臓は血液を全身に巡らせる血液循環の要、血液を全身に送るポンプそのものです。
血液は体のすべての細胞にくまなく酸素や栄養を配ります。酸素は細胞が生きていくうえで一番重要な物質です。
何かの理由で3分~5分、心臓が止まり脳に新しい血液を送り込めなくなると、酸欠となり脳は深刻なダメージを負ってしまいます。
たった3分です。
つまり、血液を巡らせ続けないと命を繋げない、ということです。
心臓の構造
ご存じのように心臓には、左心室・左心房・右心室・右心房の4つの部屋があります。
左心室左心房は動脈、右心室右心房は静脈が出入りします。
左心室から力強く送り出された血液が、全身の細胞に酸素を配り終え、やや黒ずんで右心房にゆっくりとたどり着き、右心室に入り、そこから肺へ入り、十分な酸素を補充してまた左心房から左心室へと戻ります。
心臓の病気が起こる時
この一連の流れが渋滞したりスムーズにいかなくなった時に心臓の病気が起こります。
この流れをイメージして、血液の巡りを妨げる原因を作らないことこそが心臓を守る養生となります。
- 遺伝的なご心配がある方や
- 時々脈が飛ぶようになったとか
- 足の浮腫みが頻繁に起こる
- 階段を3,4段上っても息切れがする
- 静脈瘤が出来ている
- 高血圧になっているなど
まずは心臓の養生が必要です。
足の浮腫みについて
特に、足の浮腫みの方は右心室の弊害、息切れがある方は左心室の弊害と診てもよいようです。
- 心筋梗塞(心室の筋力が弱っている)
- 不整脈(めぐりの悪さでリズムが取れない)
- 弁膜症(血液が逆流・弁に石灰が溜まり血液が流れない)
は心不全になる原因です。
心臓の病気における漢方薬
さて、漢方薬では、巡らせるための素晴らしい処方があります。
駆瘀血剤と言いますが、駆瘀血漢方とL-アミノ酸を組み合わせたり、石灰化を防ぐサプリと組み合わせたりしながら、養生にも治療にも大きな力を発揮致します。
特に、運動や食事の見直しは重要で、薬膳や分子栄養学の知識を差し上げながら、段々心機能が元に戻る養生を推し進めます。
おススメ
漢方薬+L-アミノ酸+ヘム鉄+キレートミネラル