東洋医学の人間の健康観
東洋医学の人間の健康観
東洋医学の人間の健康観について
「自分の身体の傾きを知る事こそ、養生に繋がり、病気にならない道」
人間は環境や精神状態の変化など様々な影響を受けていることをまずは受け入れ、具合がわるくなったとしても、原因と健康の傾きを理解して、原因を取り除き傾きを元に戻すように「養生」する。
これが東洋医学の基本的な治癒への姿勢です。
環境が変われば自分の状態も変わって当たり前だし、それに適応する為に少し待たなくてはならないことや、病気になっても原因もわからない・自分の弱いところもわからないまま、例えば熱が出ればすぐに病院で解熱剤をもらう、という医者任せのやり方を明治時代を境に日本人は摂り入れるようになりました。
東洋医学は、自分を知ること、健康の傾き(自分の身体の弱いところ)を知る事で、養生に繋がる暮らしがあると考えます。