整形外科疾患について
養生のないままの暮らしが骨・筋肉の弱りへとつながり、今や、整形外科はどこも長蛇の列
骨粗鬆症、リウマチ、大腿骨骨折、股関節の病気、その他骨と筋肉の病気。医療の充実と食事や生活の質の充実は長寿の社会を生み出しました。
しかし、養生のないままの暮らしが骨・筋肉の弱りへとつながり、今や、整形外科はどこも長蛇の列の勢いです。社会自体が分化してしまっています。
骨や筋肉を使う機会の減少
畑作りをして野菜を自給自足しているわけでもなくスーパーに行けば食料はなんでも手に入る。
つまり、ヒトは全くと言っていいほど、土と共に生きなくなり、骨や筋肉を使う機会がなくなりました。
- 骨の病気
- 骨の病気は、筋肉の劣化から始まります。軟骨を丈夫に育ててゆくためには、筋肉が必要です。
筋肉の成分グルタミンからグルコサミンに変換する代謝の中で、軟骨は健康です。年と共に背が縮むのは、筋肉量が減ってきたことの表れであり、かつ、脊柱を支えている腹横筋や広背筋の弱りから来ます。
- 免疫疾患
- 免疫も筋肉との関係があります。筋肉に生まれるミトコンドリアという呼吸細胞の数は、筋肉量に比例します。呼吸細胞ミトコンドリアではエネルギーを生産して人体を生かします。
また、筋肉細胞には免疫を活性化するためのインターロイキン1や4などの免疫細胞がありますので、これらを存在させる意味でも筋肉は必要です。
- 骨粗鬆症
- 骨粗鬆症がらみで大腿骨や股関節の手術や治療をなさる方も多数です。骨の丈夫さは筋肉の強化によります。畑仕事、ランニング、何かのスポーツ等なんでもよろしいので、若いころからしっかりと身体を鍛えておくことは、本当に大切な課題です。
「薬膳薬局」の治療方針
腎の虚としての捉え方をして処方をいたしますが、筋肉を作るための脾の働きの強化、免疫を育てるための肺の強化を、2000年の歴史の中で培われている多数の処方に委ねながら、カウンセリングと運動機能の充実を提供致します。
寝たまま筋力を増強できるEMSやトレーナーによる機能指導は、全身を診ながら整え治療していく過程として、東洋医学の範疇であると考えます。
お客様の声
大腿骨を骨折してしまい、オペをしました。
仕事を長く休めないので、なんとかならないかと思って薬膳さんに処方していただき、驚くほどの速さで回復できました。
ここの先生は運動療法を大変しっかりと指導されます。もともと運動が好きではないのですが、先生に知識を沢山いただいたので、観念して毎日15分言われた体操もしています。骨の成分コラーゲンを作るためには何を食べてどうしたらよいかなど、本当に目からうろこでした。
膝関節が痛くて行かせてもらいました。
大腿四頭筋と腹横筋にEMSを使っていただき運動も教えてもらって、ずいぶん膝の痛みがなくなりました。骨や軟骨を丈夫にしてゆくL-アミノ酸とドテラのミネラルを勧めてもらい、以来欠かさず飲んでいますが、そのおかげか、朝起きた時の身体のこわばりが無くなって楽になっています。
膝ももう痛みはありません。