乾燥肌
皮膚疾患における乾燥肌
乾燥肌について
大気が乾いてくると当然皮膚から放射現象で皮膚の水分が取られて皮膚が乾きやすくなりますが、実は、基本的には、乾燥肌は内側の問題。角質の丈夫さや角質の下の表皮細胞の健全さによると言えます。
東洋医学の考え
気血水の巡りを東洋医学は大切に致します。皮膚も同じで真皮にきちんと血液が廻っているか、リンパ液は詰まっていないか、気が落ちていないか。その巡りに滞りが起きることが乾燥の第一原因と考えなくてはなりません。
そうなると、その巡りを左右しているのは食事や生活習慣ということになります。
私たちの細胞60兆個。健康な身体を作るために一番大切なことは、この細胞の細胞膜を健全にすることです。
細胞膜は脂質で出来上がっていて、オメガ3;オメガ6の構成比が炎症を起こさない細胞に導くためのキーポイントと言われています。牛乳やこめ油、紅花油などのオメガ6の多い食生活を送っていると、炎症傾向の体になります。
戦後アトピーやアレルギー、膠原病、糖尿病などが増えたのも、この脂質の摂りかたが原因したと言われています。
オメガ3・オメガ6・オメガ9
オメガの3は魚や紫蘇油亜麻仁油などに含まれています。生活の中で魚を食べることを大切にしていると、肝臓ではコラーゲンを作りやすくなり、皮膚がとてもきれいになります。
お魚はオメガ3の含有率が高い食材ですが、お肉にはオメガ6とオメガ9,飽和脂肪酸が多いため、炎症の起きやすい体を作ります。細胞膜が軽い炎症を起こしたときに、皮膚は乾燥気味になりますので、オメガ3のお魚を十分にお取りください。
漢方処方では、脾と言われる消化器官を丈夫にし、特に小腸におけるミネラルの吸収をよくする、ガジュツやサンザシ、バクガ、シンキク、ソウジュツ、チンピ、タイソウ、コウボク、ショウキョウなどの生薬を使います。
ミネラルの吸収が出来ないと細胞は動きにくく代謝も落ちます。当店は、キレートミネラルやL―アミノ酸、ドテラミネラルを漢方薬と共にお使いいただき、瑞々しい肌作りに貢献しております。
また、当店オリジナルの「金の花銀の花薔薇ジェル」は水分をしっかりと保持し、健全な角質と表皮細胞を作ります。大変きれいな皮膚になりますので、お試しくださいね。