うつ病
脳疾患・精神疾患における鬱病
うつ病について
新型コロナ以来、閉塞感がきっかけとなり鬱病を発症している方が多くなりました。しかし、実はそれは、コロナワクチンの接種やコロナ感染時による、免疫反応の際に使われてしまった様々な補酵素(ビタミン、ミネラル)の不足も原因の一つではないかと思われます。
神経ビタミンと言われているビタミンB群・ナイアシン・パントテン酸など。緊張時に使われるマグネシウムは、体内で300種類の代謝系で使われていますし、ほぼ全ての代謝と酵素生成に必要な亜鉛の消耗も、免疫反応の起きた際、著しいものであったのではないかと想像がつきます。
コロナ感染における鬱症状
感染後にだるさが取れない、鬱の症状、手足がしびれ、頭痛、動くととたんに心臓がバクバクする、口角の亀裂、唇のひび割れ、音や光へ過敏反応など、様々な後遺症、副反応が取りざたされました。
しかし免疫反応の際、エネルギー代謝に至る経路で、マグネシウム、亜鉛、鉄、VB1,VB2、VB6.VB12,ナイアシン、パントテン酸などはかなり不足しているはずです。症状が続くため、これを鬱病と勘違いしてしまって、抗うつ剤を飲み続けた方もおられました。
幸せホルモンのセロトニン
皆さんご存じの幸せホルモンのセロトニンは、その代謝経路において、トリプトファンに葉酸+鉄+ナイアシン、VB6、VB12が無いと作ることができません。
また、このセロトニンがメラトニンという睡眠物質に変換する際、マグネシウムが無いと変換はできず、不眠になり易くなり、便秘や不整脈も起こりやすくなります。
また、メラトニンは炭水化物と共に摂取しないと吸収されにくくなりますので、食事の偏りは厳禁です。
ご自分の身体の声
コロナ感染における鬱症状も、一般的なストレスによる鬱症状も、まずは、代謝における材料がきちんと体内にあるかどうか、つまり、身体の中で足りないものがあるのではないか、という視点をお持ちください。
心臓や脳や生体の代謝すべての循環がしっかりとしてこそ、明るく前向きな思考が生まれます。
鬱病では?
と感じることがあったら、心の声の前に、まず、ご自分の身体の声を聴いてみましょう。
ハードな環境にいるとすれば、それに対応するために、神経を使いすぎて、神経を養う材料が身体に足りていないのではないか?そのような視点を養うことは、心だけではなく肉体を持った自分を、あらためて自覚することにもなります。
薬膳薬局でお手伝いできること
漢方薬は、気血水を巡らせるための強力なアクセルエンジンになります。
一人一人の証を拝見してから、木火土金水のバランスを取る漢方薬を選び、材料の不足なども補充しながら、少しづつ元気を取り戻してまいりましょう。
薬膳薬局のカウンセリングをお受けになり、生物として、社会人として、ご自分の命の素晴らしさを味わっていただきたいと願っています。