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皮膚は最前線の防衛機構

アトピー性皮膚炎

人の皮膚は外部から身を守る最前線の防御機構

「アレルギー」という言葉を頻繁に使う時代ですが、それは、「必要のない過剰な反応」をしている時代、ということです。アレルギーという言葉は、昭和40年くらいから頻繁に使われ、主に皮膚に病変がみられた場合、アトピー性皮膚炎とも呼ばれました。

人の皮膚は外部から身を守る最前線の防御機構とも言えます。

今回は皮膚の表面の免疫細胞の少しだけ難しい話をします。これは、ほんの一部で、免疫反応はありえないほどの複雑さをもっています。人間が如何に精密に作られているかをどうぞ感じてください。

3つの免疫細胞

皮膚の表面では、外敵がいない時でも常に目を光らせている監視役としての樹状細胞・マスト細胞・マクロファージという3つの免疫細胞が構えています。

この3つの免疫細胞には、侵入してくる異物がどんなものなのかを感知する「TLR受容体」という感覚器が組み込まれており、侵入してきたものが外敵であるか否かを察知します。この情報がすぐさま3つの細胞(樹状細胞・マスト細胞・マクロファージ)に伝えられて、味方を集めるしくみになっています。

TLRが特定の異物(花粉やダニなど)の侵入を認識してしまうと、樹状細胞・マスト細胞・マクロファージは、周囲に「敵が来た!!」という情報を即座に伝え、免疫活性化の為の連絡物質を作ります(炎症性サイトカイン・ケモカイン・脂質メディエーター)。

例えば、炎症性サイトカインの働きを見ると、皮下組織の血管内皮細胞は、炎症性サイトカイン(IL-1,IL6,TNFα)を浴びることで内膜を拡張させ隙間を広げて、血液中に流れている免疫細胞が組織に散らばりやすくして、異物と戦い易くなる環境を作っているのです。

なんという連携でしょうね!

戦うという言葉が免疫では使われますが、この戦う戦士は白血球。血液は赤血球・白血球・血小板で構成されています。白血球は、からだに入ってきた異物を排除したり、排除できなかったものと「戦う」仕事をします。

アトピー性皮膚炎とは

初めに述べたように、アトピー性皮膚炎は、皮膚においてこの防衛機能が異常に敏感になった皮膚疾患です。アトピーの方は、常に炎症が皮膚組織にあるため修復させようとターンオーバーが早く行われるので、角質が非常に薄く壊れやすく、抗原と言われる花粉などの異物が常に体内に入りやすくなります。

角質層の細胞を繋いでいるコレステロール・セラミド・脂肪酸の正常な生成も、アトピー性皮膚炎の治療の課題となります。

この角質層の荒れを元に戻すためには、表皮に増えた黄色ブドウ球菌を減らして健康な皮膚に常在している表皮ブドウ球菌を増やす必要があります。

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次回は副腎のお話をさせていただきますね。

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