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肥満

肝臓疾患における肥満

肥満について

肥満を肝臓の一種の病気だと理解している人は少ないかもしれませんね。まず肝臓とはどういうものなのかをお話しします。

肝臓とは

東洋医学の漢方処方にも肝臓の機能をもとに戻したり機能を更新させたりするものがたくさんあります。
この肝臓では、2000種類以上ものさまざまな酵素によって栄養素の代謝・蓄積、有害な毒素の解毒が行われています。「肝臓は体内にある化学工場」などといわれる由縁です。

肝臓の主な3つの働き

肝臓の主な3つの働き「代謝」「解毒」「胆汁の生成」をまとめてみます。

①代謝
胃や腸で吸収された栄養素は門脈を通して肝臓に運ばれて、分解し体の各部位が使いやすいようにさまざまな物質に再合成します。
②解毒
アルコール、乳酸、不要な重金属、体内で発生するアンモニアなどの有害物質の分解・無害化と排泄。
③胆汁の生成
胆汁という消化液を生成し十二指腸へ送り出しています。胆汁は消化液であり、胆汁が無いと脂肪の分解・脂溶性ビタミンの吸収はできません。

脂溶性ビタミンVA,VE,VDは免疫や骨代謝に関係するビタミン群でありこれが細胞に取り込めなくなることはとても危ないことです。

その他、肝臓は免疫の働きもクッパー細胞というところで行われています。

肝臓の線維化

肝臓が炎症を起こし慢性化すると肝臓は線維化します。その慢性化の原因は、ウイルス感染または生活習慣の悪化です。
つまり、A.B,C型肝炎になるか、肝臓に脂肪を付ける生活をしてしまい線維化するか。

さて、肥満になると、この肝臓に脂肪がついた状態つまり軽い炎症が起きている事と等しいことになります。
正しい生活習慣を行い代謝がうまくいっていれば「溜め込む」ことも「太る」こともありません

もう、これ以上は分解できない、代謝できないということが、肥満ですから、肝臓の悲鳴の姿と理解しましょう。

肝臓の線維化

日ごろから、中性脂肪をためるような食事の摂り方特にアルコールの飲みすぎ、肉料理の過食、果物やパンお菓子の食べ過ぎがよくありません。

さて、肥満になった際に、一緒に具合が悪くなるのは膵臓です。この膵臓をも守るために、薬膳薬局は「ファスティング」をお勧めいたします。ファスティングで一度内臓をリセットします。

おススメ

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