内臓疾患について
内臓はそれぞれが響きあって機能し合っています。
胃を中心に内臓は動き始めるわけですが、腸、肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、副腎と どれを取っても身体に不要なものはありません。
身体のど真ん中にある胃は体の中で自律神経の支配を一番先に受ける場所です。
胃は唾液の豊かな分泌と舌の良い動きを受け止めてから動き始め胃酸を出します。胃酸が出ると膵液が出て炭水化物やたんぱく質や脂質の分解も進みます。
胃と膵臓の関係、腸と肝臓の関係、肝臓と胆のうの関係、肝臓と腎臓の関係
その関係を見ていくと、互いが響き合いながら身体が生かされていることに本当に驚きます。
内臓は主に脾の働きとして捉えます。
腎と脾の関係は
脾の働きは腎の働きと共に、生命の基礎的機能を担う役割をしています。
- 腎は親から受け継いだ先天的な生命力を蓄えている先天の本(せんてんのほん)
- 脾は食べ物などから後天的に生命力を補充する後天の本(こうてんのほん)
- 先天の本は後天の本と結びついて初めて生命力が目覚め活性化します。
種はそのままでは芽を出しませんが、土に蒔いて水を与えることで生命活動が始まります。
腎と脾の関係はこれと似ています。
種は腎、脾は土や水。
東洋医学はこの五行の考え方を基本に、それぞれの臓器を響き合うようにして整えてゆく治療です。
「薬膳薬局」の治療方針
血液検査のデーターを見ながら、今どのような機能が落ちているのか、何故そうなっているのかを丁寧に解説しながら、全部が整うような処方を致します。
食べ過ぎや食材の選び方が現在の内臓疾患に繋がっていることが多いので、薬膳や分子栄養学を駆使した食事指導と共に、ストレスによる胸脇苦満の証の方も多く、横隔膜・腹横筋の訓練もご一緒に致します。
漢方処方は根治と標治の両方を目指します。
内臓疾患には漢方ファスティングが有効です。
お客様の声
腎臓のクレアチニンや尿素窒素の値がかなり悪くなっていて、透析を予告されたのですが、薬膳薬局の煎じ薬と運動療法でなんとか透析をしなくてもやくなりました。
煎じ薬は作るのが面倒と思っていましたが、手ごろな価格の煎じ器を勧めてもらったので、とても簡単に煎じ薬ができます!
先生が太るのは肝臓の悲鳴ですと言われ、すぐにファスティングを勧められて、なんと、一月で4キロダウン!
身体のしんどさが全く無くなり毎月このファスティングやらせてもらっています。